焙煎日について

コーヒー業界の“タブー”とも言える
焙煎の鮮度とは?

コーヒー豆は、「なまもの」「生鮮食品」ということをご存知でしょうか。
コーヒー豆も肉や魚、野菜と同じように、劣化していきます。しかし、コーヒーは腐らない。腐らないことが鮮度に関する意識を低下させるのかもしれません。どんなに良い豆を仕入れても、またどんなに高い技術で焙煎したとしても、この豆の「鮮度」が味を大きく左右するのは言うまでもありません。このコーヒー豆の酸化(劣化)現象は、焙煎直後から始まります。焙煎後いかに早くお客様にお届けするかが、美味しいコーヒーを味わうために重要となってくるのです。
材料(生豆)としての価値、焙煎技術としての価値、そして加えて頂きたいのが鮮度としての価値です。

不透明な焙煎鮮度表示方法を
よりわかりやすくしたい。

しかし、ここにコーヒー業界の長年の頭を悩ます課題がございます。それは、一般で販売されているコーヒー豆の製造年月日としての考え方です。それは焙煎日を製造年月日とするのか、あるいは充填時とするのか。つまりパッキングした日と焙煎した日が必ず一致するとは限らず、「本当の鮮度」が不透明な状況で市場に出回っているのです。劣化が他の生鮮食品と比べ、見た目で分かりくいことも、コーヒー豆に対する鮮度の概念が希薄なことが原因の1つと考えられます。コーヒーの劣化とは風味の劣化です。コーヒーの価値はこの「風味」の多様性です。五感で飲むコーヒーだからこそ鮮度を大事にしていきたいと考えています。

焙煎仕立てをすぐにお届けする。
それが「焙煎発送システム」です。

弊社は、そんなコーヒー業界のタブーとも言える長年の課題に、正面から向き合いました。それは、お客様により美味しく安全で鮮度の高いコーヒーを味わって頂きたいからです。またお客様に常に誠実でありたいからです。「焙煎発送システム」はそんな私たちが出した答え。焙煎日を事前に公開することで、焙煎前のものを予めお客様が予約注文をして頂く仕組みを作りました。
ご注文を頂いた焙煎予定豆は、焙煎後その日に即日出荷を徹底致します。この仕組みにより、焙煎日から約1から2日の新鮮な豆を全国のお客様にお届けする事が可能となりました。(※1)鮮度の高い豆で飲む一杯は格別です。その味を多くの人に味わった頂ける事が私たち田代珈琲の何よりの喜びなのです。

焙煎鮮度に自信があるからこそ、
焙煎済の高品質豆を適正価格で。

受注生産制である焙煎発送システムですが、その日の天候や豆の状態などにより、どうしても生産量に誤差が生じます。その誤差で生じた余りの豆も、品質や味は、決して低くありません。自信を持って市場に出せる豆です。そこでそれらの余剰分の豆を鮮度の時間経過により価格を鮮度に連動させる価格で販売させて頂きます。焙煎日を待たずにすぐほしい方や、高品質な豆をお求めやすい価格で購入したい方におすすめとなっております。焙煎後1カ月経過したコーヒーは直接販売商品としては鮮度価値はゼロとします。
最後に、弊社が踏み出した一歩は小さな一歩ではございますが、鮮度の高いコーヒーを提供されるマーケットが増える事を切に願っております。その事が皆様にお喜び頂けるコーヒーとの出会いを広げてくれると確信しております。

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